専称寺開基千二百年記念の「千年寺院専称寺宝物展」を寺のギャラリー三蔵堂で11月9日から9日間、開催します。平成2年以来34年ぶり、入場無料。
展示は、このほど一部の修復を終えた阿弥陀如来座像(平安時代中期)ほか、法具である雲板(室町時代)、地獄・極楽の様子を描いた観経曼荼羅・十王図(江戸時代初期)、平戸城の襖絵とされる「双鶴図」(江戸時代)、釈迦最期の図涅槃図(江戸時代)、草場佩川・船山父子の書画(江戸時代後期)、専称寺文書「御家中寺社家由緒書」、「丹邱古蹟録」(江戸時代)などほか、今回初めて日本画「パドマパーニー」(杉本哲郎)や、明治時代初期に佐賀県の官制知事(伊万里県令)山岡鉄舟(剣の達人とも知られています)の「六時名号」も展示します。あわせて、展示品の解説や寺の歴史についての図録(120ページ、カラー)も制作しています。
浄土宗。本尊は阿弥陀如来。平安時代初頭にはじめ下多久の平瀬(現南多久町)に建立され、前多久氏が来てからは多久太郎宗直より五代の間菩提寺となり、宗直が上多久の梶峰山に城を築いたとき(建久2年=1191)、この寺も現在地に移ったと伝えられる。
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